29Apr2012アフリカマイマイ ●世界最大のカタツムリ●アフリカマイマイは、腹足綱柄眼目アフリカマイマイ科に分類される巻貝で、成貝の殻径が7~8cm、殻高が20cm近くに達する世界最大級のカタツムリです。のろいカタツムリのイメージとは異なり、移動速度はかなり速く、一晩で50m以上も移動します。雑食性で広汎な食性を有し、ほぼあらゆる植物...
22Apr2012消化のためのゆっくりした生き方コアラは、有袋類カンガルー目コアラ科コアラ属で現存する唯一の種です。「コアラ」という言葉はオーストラリアの原住民アボリジニの言葉で「水を飲まない」という意味を持ちます。コアラが主食とするユーカリは、その50~70%水分を含んでいるので、水を飲まなくても問題はないそうです。ユーカリ...
16Apr2012決して落ちることはないという黄金の岩ミャンマーの山頂1000mほど、チャイティーヨーという場所には、崖っぷちにゴールデンロック(チャイティーヨー・パゴダ)と呼ばれる巨大な黄金の岩が置いてあります。人が押すとぐらぐらと揺れるというその岩は、下の部分は若干浮いているのに決して落ちることはないそうです。ゴールデンロックは...
15Apr2012砂漠に咲く結晶の花「砂漠のバラ」とは砂漠の砂の中から見つかります。ある種の化合物でできた針状あるいは薄板状の結晶で、バラの花びらのように凝固した鉱物のことです。石膏(硫酸カルシウム、CaSO4)でできたものと、重晶石(硫酸バリウム、BaSO4)でできたものがあります。また砂漠ではなくアルプス山脈で...
14Apr2012骨格標本を作るための秘密兵器カツオブシムシはカブトムシ亜科の昆虫です。成虫は花の蜜などを食べて生きていますが、幼虫のうちは乾燥した繊維やたんぱく質を食べて大きくなります。たんすに入れておいた衣類に虫食いが。その原因はカツオブシムシの幼虫だったりします。カツオブシムシの幼虫は、時には人間の役に立ちます。たんぱ...
06Apr2012高い知能を持つ海の生きものたこは神経節が発達している軟体動物です。一見頭に見える、丸く大きな部分は実は胴体であり、足の付け根部分が頭となります。すなわち、頭から8本の足(腕)が生えていることになります。たこは無脊椎動物の中で最も高い知能を持っていて、記憶力や学習能力に長けています。たとえば色を見分けたり、...
06Apr2012想像のつかないチカラが働くオレゴンの渦オレゴンの渦(oregon vortex)はアメリカのオレゴン州ゴールドヒルにある空間が歪んでいるとされるミステリースポットのことです。オレゴンの渦はその中心部に傾いた古い家があり、直径約50mの範囲が見えない「力」によって引っ張られているような空間になっているそうです。その渦の...
06Apr2012海の小さな22口径シャコは軟甲綱 トゲエビ亜綱 口脚目・シャコ科に属する甲殻類の1種です。シャコは非常に凶暴な動物で、その打撃の速度は水中で秒速23メートルという爆発的な速度です。打撃のスピードで生じる「キャビテーション気泡の消滅」と呼ばれる物理現象は、音と光と共に強力な衝撃波を生み、その威力は2...