砂漠に咲く結晶の花

「砂漠のバラ」とは砂漠の砂の中から見つかります。

ある種の化合物でできた針状あるいは薄板状の結晶で、バラの花びらのように凝固した鉱物のことです。石膏(硫酸カルシウム、CaSO4)でできたものと、重晶石(硫酸バリウム、BaSO4)でできたものがあります。


また砂漠ではなくアルプス山脈では、赤鉄鉱のバラの花状の結晶ができるそうです。どのような過程でこのようなバラの形状になるか、科学的にはっきりしているわけではないけど、地下水が毛細管現象によって地上に染み出して蒸散する過程で、溶け込んでいた化学成分が結晶化したものと言われています。


砂漠のバラには「愛と知性」という宝石言葉が付けられています。願いを叶える効果があると云われていて、また、身体内部から発生する病魔に対して、防御抑止するパワーをもたらすとも云われています。

また、自分にとって不必要な人との縁を切る効果があるとも云われています。