海の小さな22口径
シャコは軟甲綱 トゲエビ亜綱 口脚目・シャコ科に属する甲殻類の1種です。
シャコは非常に凶暴な動物で、その打撃の速度は水中で秒速23メートルという爆発的な速度です。
打撃のスピードで生じる「キャビテーション気泡の消滅」と呼ばれる物理現象は、音と光と共に強力な衝撃波を生み、その威力は22口径の銃弾に匹敵するそうです。
シャコは、12種類の色を知覚でき、紫外線をも認識できる最も複雑な視覚システムを持っています。人間の目が認識できる色はわずか3種類(赤、青、緑)。
さらにこのシャコは、さまざまな形の偏光(光波の振動の方向)を識別できるといいます。
この優れた視覚能力は、シャコが光に敏感な特殊な視覚細胞を持っているためです。このシャコの視覚能力は現在、記録媒体の研究に利用されています。
モンハナシャコはとても色鮮やかなシャコです。
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